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ローソンIDの情報漏洩215万件|メールアドレスは漏れていない?訂正の中身と、本物の通知メールの見分け方

ローソンIDの情報漏洩と、本物の通知メールの見分け方

最新の詐欺メール・情報漏洩はXで速報中です。

ローソンのアプリやネットのサービスで「ローソンID」を使っている方の中には、ローソンの情報漏洩のニュースを見て、「自分は大丈夫?」「届いたお知らせメールは本物?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

ローソンは10月8日、不正アクセスによってローソンIDの215万5,345件の情報が漏れたと発表しました。その後10月24日には、漏れた情報の内容を訂正し、メールアドレスは「漏れていない」、生年月日は「漏れた可能性がある」に変わっています。

この記事では、何が漏れたのか(訂正後の内容)、本物の通知メールの見分け方、同じ時期にローソンのメールサーバーから送られた不審メールとの違い、そしてやるべきことについて、くわしく解説してまいります。

この記事のポイント

  • ローソンIDの215万5,345件で、氏名が漏れた。生年月日も漏れた可能性がある
  • プレゼント応募などで登録した人は、性別・電話番号・住所も対象
  • 最初の発表では「メールアドレスも漏れた」とされていたが、10月24日に「漏れていない」と訂正
  • パスワードやクレジットカード情報は、漏れた情報に含まれていない(アプリ予約の26件だけ、カード番号の一部が漏れた)
  • 9月下旬の不審な英文メール約70万通は、ローソンのメールサーバーが悪用された別の出来事
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何が起きたのか

ローソンのアプリに関係するシステムが不正に使われ、本来は本人だけに自分の情報を表示するための仕組みに、第三者がアクセスしていました。具体的な手口は公表されていません。ローソンは、このほかの不正アクセスやウイルス感染は見つかっていないとしています。

9月12日〜14日 ローソンIDへの不正アクセス
9月17日 「ローソンアプリ予約」への不正アクセス
10月7日 調査で判明。被害が広がらないよう、アプリ予約を停止
10月8日 公表。個人情報保護委員会に報告。対象者へのメールでの連絡を順に開始
10月13日 通知メールの送信元のアドレスを追加
10月19日 セキュリティを強化したうえで、アプリ予約を再開(アプリのアップデートが必要)
10月24日 漏れた情報の内容を訂正(メールアドレスは漏れていない、生年月日は漏れた可能性がある)

漏れた情報(10月24日の訂正後)

10月24日の訂正で、漏れた情報の一覧が変わりました。最初の発表を見て「メールアドレスが漏れた」と思っていた方は、内容を確かめ直してください。

10月8日の発表と10月24日の訂正で変わった、漏れた情報の一覧
ローソンID
215万5,345件
氏名
生年月日(漏れた可能性がある。全員の生年月日が漏れたという意味ではない)
プレゼント応募などで登録した人は、性別・電話番号・住所
訂正で外れたもの メールアドレス、メールマガジンの登録情報(漏れていないと訂正)
ローソンアプリ予約
26件
氏名、電話番号、クレジットカード番号の一部(全桁やセキュリティコードではない)
  • パスワードとクレジットカード情報は、ローソンIDで漏れた情報の一覧に入っていません
  • 215万5,345件は「件数」で、人数とは限りません。ローソンIDとアプリ予約の対象者が重なっているかは分かっていません
  • 10月8日の時点で、二次被害は確認されていないとしています

メールアドレスが漏れていなくても安心できない理由

メールアドレスが漏れていないなら、詐欺メールの心配はない、と考えるのは早すぎます。

  • 電話番号を登録していた人は、SMS(ショートメッセージ)や電話で狙われるおそれがあります
  • 住所を登録していた人は、郵便物を使った詐欺も考えられます
  • ローソンを名乗る詐欺メールは、情報漏洩とは関係なく、もともと大量にばらまかれています

自分が対象になっているかの確かめ方

ローソンは、対象の人にメールで順に連絡しています。ITmediaなどの報道によると、通知メールの送信元は次のアドレスです(10月13日に2つ目が追加)。

  • lawson_id@mailservice.lawson.jp
  • lawson_id@id.lawson.jp

ただし、送信元のアドレスは偽装できます。このアドレスから届いたように見えても、それだけで本物と判断しないでください。お知らせの内容は、メールのリンクからではなく、ローソンのアプリや、自分で開いた公式サイトで確かめましょう。

通知が届かず、自分が対象か気になる場合は、ローソンの「よくあるご質問・お問い合わせ」のサイトから問い合わせられます。

「不審な英文メール70万通」とは別の出来事

同じ時期に、ローソンでは別の出来事も起きています。混同しやすいので整理しておきます。

ローソンで9月から10月に起きた出来事のカレンダー(ローソンIDの漏洩と、メールサーバーの悪用は別の出来事)
何が起きた ローソンのメールサーバーが第三者に悪用され、不審なメールが約70万通送られた
期間 9月25日15時ごろ〜9月27日17時15分ごろ
内容 英文のメール。件名は「Mutual Benefit」や「RE」など。お金の話をほのめかし、連絡や個人情報の提供を求めるもの
宛先 大半は海外。一部は国内
公表 10月1日

ローソンは、このメールサーバーの件で個人情報の流出は確認されていないとしています。ローソンIDの漏洩との関係も、確認されていません。

この件で分かるのは、本物のローソンのメールサーバーから送られた詐欺メールもありうるということです。送信元が本物のローソンのアドレスでも、内容がおかしければ詐欺を疑ってください。身に覚えのない英文メールが届いたら、返信やリンクのクリックをせずに削除しましょう。

このあと届くおそれがある詐欺

漏れた氏名や生年月日、電話番号、住所を使うと、詐欺グループは本人に宛てた、本物らしいメッセージを作りやすくなります。ローソンを名乗る詐欺では、特に次のような内容に注意してください。

スマホに届くローソンを名乗る詐欺の通知の例
  • 「ポイントの有効期限が近づいています」「ポイントが失効します」:ポイントを口実に、偽のログインページでIDやパスワード、カード情報を入力させるもの
  • 「ローソンIDの再設定が必要です」:情報漏洩を口実に、パスワードの変更を装ってログイン情報を盗むもの
  • 「情報漏洩のお詫びとしてクーポン・ポイントを差し上げます」:お詫びを口実に、偽のページに誘導するもの
  • 「アプリ予約のお支払いに問題があります」:予約の支払いを装い、カード情報を入力させるもの
  • ローソンを名乗る電話:生年月日や住所を言い当てて信用させ、カード番号や暗証番号を聞き出そうとするもの

本物と見分けるポイント

名前や生年月日が合っていても本物とは限らない

今回は、氏名と生年月日が漏れた可能性があります。メッセージや電話で自分の名前や生年月日を言い当てられても、それだけで本物だと判断しないでください。

ローソンIDで漏れた情報に、パスワードとカード情報は入っていない

「漏洩したパスワードの再設定」「漏洩したカードの確認」と言われても、ローソンIDで漏れた情報には、パスワードやカード情報は入っていません。リンクからパスワードやカード番号を入力させる連絡は、詐欺を疑いましょう。

お知らせは、ローソンのアプリで確かめる

ポイントやクーポン、IDについての連絡が来たら、リンクは開かずに、ローソンのアプリを開いて同じお知らせが出ているか確かめてください。アプリに出ていなければ、詐欺の可能性が高いです。

送信元のアドレスだけで判断しない

送信元は偽装できるうえ、今回は本物のメールサーバーが悪用されたこともありました。アドレスではなく、内容とアプリでの確認で判断しましょう。

対象の人が今やること

  • ローソンIDのパスワードを見直す:パスワードは漏れていないとされていますが、ほかのサービスと同じパスワードを使っている場合は、別々のものに変更しておく
  • アプリ予約でカードを使った人は、利用明細を確認する:身に覚えのない請求があれば、カード会社に連絡する
  • SMSや電話にも注意する:電話番号を登録していた人は、ローソンを名乗るSMSや電話に応じない
  • アプリを最新にしておく:アプリ予約を使う場合は、アップデートが必要です

情報を入力した・お金を払ってしまった場合は?

  • カード情報を入力した場合は、すぐにカード会社に連絡して、カードの利用を止めてもらう
  • カードの利用明細を確認し、身に覚えのない請求がないか確かめる
  • ローソンIDやパスワードを入力した場合は、すぐに本物のアプリかサイトでパスワードを変更する。同じパスワードを使っているほかのサービスも変更する
  • お金を払ってしまった場合は、警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署に相談する

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まとめ

  • ローソンIDへの不正アクセスで、215万5,345件の氏名などが漏れた。生年月日も漏れた可能性がある
  • 10月24日の訂正で、メールアドレスは「漏れていない」に変わった。ただし、SMSや電話、郵便での詐欺には注意が必要
  • パスワードとカード情報は、ローソンIDで漏れた情報に含まれていない。アプリ予約の26件だけ、カード番号の一部が漏れた
  • 9月下旬の不審な英文メール約70万通は、メールサーバーが悪用された別の出来事。本物のアドレスから届いても、内容がおかしければ詐欺を疑う
  • お知らせは、リンクからではなく、ローソンのアプリで確かめる

ローソンIDを使っている方は、しばらくの間、ポイントやクーポン、IDの再設定を名乗る連絡に特に注意しましょう。

相談・問い合わせ先

  • ローソンの公式発表:第三者による不正アクセスに伴う個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ
  • ローソンのよくあるご質問・お問い合わせ:ローソン よくあるご質問
  • 警察相談専用電話「#9110」:詐欺かどうか不安なとき、被害に遭ったかもしれないときに相談できます。
  • 消費者ホットライン「188」:最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。
  • フィッシング対策協議会:迷惑メールフォルダーに入らずに届いたフィッシングメールは、リンクをクリックせずに info@antiphishing.jp へ転送して報告できます。

参考

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怪しいメールが届いたら、情報提供をお願いします

届いたメールを、そのまま次のアドレスに転送してください。新しい手口として、記事で注意を呼びかけます。

info@netsagi-sos.com

・転送したメールは、記事の作成に使わせていただきます。
・転送した方のお名前やメールアドレスなど、個人を特定できる情報は掲載しません。
・メールの中のリンクは開かずに、そのまま転送してください。
・個別のご返信や、被害のご相談にはお答えできません。お困りの方は、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」にご相談ください。

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