※この記事は、当サイトに実際に届いた不審なメールをもとに作成し、新しいメールが届くたびに追記しています。メール内のURLやメールアドレスはリンクにならないよう加工して掲載しています。アクセスしないでください。
三井住友カードを利用している方の中には、『ポイントの有効期限が迫っています』といったメールを受け取り、思わずドキッとした方もいるのではないでしょうか。
実はこのメールは、三井住友カードを騙るフィッシング詐欺メールです。
この記事では、実際に届いたメールをもとに、詐欺メールの見分け方と、受け取ったとき・リンクを開いてしまったときの対処法について解説してまいります。
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実際に届いた三井住友カードを騙る詐欺メール
当サイトに届いたメールを、新しい順に掲載しています。件名や金額が違っても、手口は同じです。
※URLの「?」以降には受信者を識別する情報が含まれることがあるため、省略しています。
『【 三 井 住 友カード 】ポイント有効期限のお知らせ』
確認日:2026年10月20日
| 差出人(表示名) | 三 井 住 友カード |
|---|---|
| 差出人のアドレス | k-izumi@orientamentoemobilita.it (三井住友カード株式会社とは無関係) |
| その他のリンク | https://docs.google.com/drawings/d/%31%47%5a%6e%68pY%4aM%78uD%38AAN%64I%39Z%36%33fVRni%4cj0%44rXSU%5fG5%71%35%36J%33%49/p%72ev%69%65w |
| 添付ファイル | file:///C:/Users/ys_pro/AppData/Local/Temp/nsmail.tmp (開かないでください) |
| 危険度 | 高 |

5,500ポイントの有効期限が10月16日に迫っています。お早めにご活用ください。
【期限間近】保有ポイントの失効に関するご注意のご案内
有効期限を過ぎたポイントは自動的に失効となり、復旧はできませんので、お早めにご活用ください。
残高を確認してポイントを使う〉
失効したポイントの返還・復元はいかなる場合もできません。
『ポイント有効期限のお知らせ』という件名で、「5,500ポイントの有効期限が10月16日に迫っています」と具体的なポイント数と期限を示して焦らせるメールです。リンクはGoogleの図形描画サービスの共有ページを中継して偽サイトへ誘導しており、件名や差出人名の社名に空白を入れたり、特殊な文字を仕込んだりしてフィルターをすり抜けようとしています。
『【重要】カードの安全利用に関する制限のお知らせ』
確認日:2026年10月21日
| 差出人(表示名) | 三井 住 友カード |
|---|---|
| 差出人のアドレス | yasuaki-c@theboxesetc.com (三井住友カード株式会社とは無関係) |
| 誘導先のリンク(偽サイトとみられる) | https://docs.google.com/%64%72a%77in%67%73/d/1%42TvCe%69N%45%63%35%66lls0r%76E%62%70%57w%35%58kT%59%5ab%34G%4b%6c%4b%72U%4d6%66%72%2dUM/preview?… |
| 添付ファイル | file:///C:/Users/ys_pro/AppData/Local/Temp/nsmail.tmp (開かないでください) |
| 危険度 | 高 |

弊社の不正検知システムにおいて、お客様のカードのご利用状況が普段と異なることを検知いたしました。
安全のため、現在カードのご利用を一部制限させていただいております。
制限理由:不正利用の可能性および登録情報の再確認
ポイント失効ではなく「不正検知システムが普段と違う利用を検知したので、カードの利用を一部制限した」という口実です。会員サイト「Vpass」の名前を出して、VpassIDとパスワードでログインさせ「回答を完了させて」と求めており、確認しなければ「カードの機能を停止し、再発行が必要」と脅しています。具体的な期限の日付はなく、署名に「セキュリティセンター(24時間365日受付)」と書いて本物らしく見せています。
『【重要】カード取引一時制限のお知らせとVpass確認のお願い』
確認日:2026年10月22日
| 差出人(表示名) | 三井 住 友カード |
|---|---|
| 差出人のアドレス | j-ishikawa@route-95.com (三井住友カード株式会社とは無関係) |
| 誘導先のリンク(偽サイトとみられる) | https://docs.google.com/dra%77%69%6egs/%64/%31%6e%31T%45%4c%57c%49%76p Y%6aaH%773EYP%641B%76%36a%77JUeXjq%6aQ%49b%37%65FTq%68s/preview?… |
| 添付ファイル | file:///C:/Users/ys_pro/AppData/Local/Temp/nsmail.tmp (開かないでください) |
| 危険度 | 高 |

安全のため、現在カードのご利用を一部制限させていただいております。
対象取引:オンライン決済、海外利用など
VpassIDとパスワードでログインしてください。
本文は10月21日に掲載したメールとほぼ同じですが、件名に『Vpass確認のお願い』と会員サイトの名前を入れ、最初からログインさせることが目的だと分かる形にしています。制限の対象として「オンライン決済、海外利用など」と具体的な取引を挙げ、ログインの手順を3段階の番号付きで説明しています。また、文字の並び順を入れ替える細工によって、社名が「ドーカー友住井三」と逆向きに表示されることもあります。
三井住友カードを騙る詐欺メールの目的
ポイントが消えてしまうという不安をあおり、メール内のリンクから偽のログインページへ誘導するのが狙いです。
誘導先では、会員サイトのIDやパスワードに加え、カード番号・有効期限・セキュリティコード・ワンタイムパスワードなどを入力させようとする可能性があります。
盗まれた情報は、カードの不正利用に使われるおそれがあります。
手口と見分け方
カード会社と無関係なアドレスから送信
差出人名は「三井住友カード」でも、実際の送信元は三井住友カードとまったく関係のない海外のアドレスです。
表示名は誰でも自由に変えられるため、名前だけで信用しないでください。
リンク先は公式ではない共有ページ
「残高を確認してポイントを使う」といったリンクは、公式サイトではなく、Googleの図形描画サービスの共有ページにつながっていました。
アドレスも記号でわざと読みにくくされており、偽サイトへの中継地点と考えて間違いないでしょう。
「復元はできません」と焦らせる!
「失効したポイントの返還・復元はいかなる場合もできません」と、取り返しがつかないことを強調して急がせます。
こうした言葉を見たら一度手を止め、公式アプリで実際の状況を確かめましょう。
社名の途中に不自然な空白
件名や差出人名は『三 井 住 友カード』のように、社名の途中に空白が入っています。
迷惑メールフィルターを避けるための工夫とみられ、本物のカード会社のメールでは見られない特徴です。
特殊な文字を仕込んで検知を回避
画面上は普通に読めても、内部には文字の並び順を入れ替える特殊な文字が大量に仕込まれています。
迷惑メールフィルターをすり抜けるための細工で、正規の企業メールでは使われません。
このメールが届いたらどうすればいい?
- メール内のリンクは絶対に開かないでください。
- ポイントの有効期限や利用状況は、公式アプリや公式サイトに直接ログインして確認しましょう。
- 差出人名ではなく、実際の送信元アドレスが三井住友カードと関係のあるものかを確認しましょう。
- 不安な場合は、カードの裏面などに記載された正規の窓口に問い合わせましょう。
- 確認が済んだら、メールは削除して構いません。
情報を入力した・お金を払ってしまった場合は?
- IDやパスワードを入力してしまった場合は、すぐに公式アプリや公式サイトからパスワードを変更してください。同じパスワードを使い回しているサービスも変更しましょう。
- カード番号やセキュリティコード、ワンタイムパスワードを入力してしまった場合は、すぐにカード裏面に記載された正規の窓口へ連絡してください。カードの利用停止について相談しましょう。
- しばらくの間は利用明細をこまめに確認し、身に覚えのない請求がないかチェックしましょう。
- 不正利用に気づいたら、カード会社に加えて警察の相談窓口にも相談しましょう。
まとめ
- 「ポイントの有効期限が迫っている」と不安をあおり、リンクを開かせようとします。
- 差出人名は「三井住友カード」でも、送信元やリンク先は公式とは無関係です。
- 社名に空白を入れたり特殊な文字を仕込んだりして、迷惑メールフィルターをすり抜けようとしています。
こうした詐欺メールは、三井住友カードを利用しているかどうかに関係なく、誰のもとにも届く可能性があります。
リンクは開かず、情報も入力せず、気になるときは公式アプリや公式サイトから直接確認しましょう。
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相談・報告先
- 警察相談専用電話「#9110」:詐欺かどうか不安なとき、被害に遭ったかもしれないときに相談できます。
- 都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口:ネットを使った犯罪の相談を受け付けています。
- 消費者ホットライン「188」:最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。
- フィッシング対策協議会:迷惑メールフォルダーに入らずに届いたフィッシングメールは、リンクをクリックせずに info@antiphishing.jp へ転送して報告できます。
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