※この記事は、当サイトに実際に届いた不審なメールをもとに作成し、新しいメールが届くたびに追記しています。メール内のURLやメールアドレスはリンクにならないよう加工して掲載しています。アクセスしないでください。
オリコカードを使っている方の中には、『不正利用の可能性を検知しました』や『オリコポイント有効期限のお知らせ』といったメールが届いて、ドキッとした方もいるのではないでしょうか。
カードやポイントのことだと、すぐに確認したくなりますよね。ですが、これらはオリコカードを騙るフィッシング詐欺メールです。
この記事では、実際に届いたメールをもとに、手口と見分け方、受け取ったときやうっかり入力してしまったときの対処法について解説してまいります。
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実際に届いたオリコカードを騙る詐欺メール
当サイトに届いたメールを、新しい順に掲載しています。件名や金額が違っても、手口は同じです。
※URLの「?」以降には受信者を識別する情報が含まれることがあるため、省略しています。
『【要確認】オリコポイント有効期限のお知らせ(2026年10月20日)』
確認日:2026年10月18日
| 差出人(表示名) | オリコカード |
|---|---|
| 差出人のアドレス | akrso@senpauwood.com (株式会社オリエントコーポレーション(オリコカード)とは無関係) |
| 誘導先のリンク(偽サイトとみられる) | https://gzlingma.com/content/keguurfqge |
| 本物らしく見せるためのリンク(株式会社オリエントコーポレーション(オリコカード)の公式サイト) | https://www.orico.co.jp/ |
| 危険度 | 高 |

お客様が保有されているオリコポイントの一部が、まもなく有効期限を迎えます。
対象ポイント数 5,251ポイント 失効予定日:2026年10月20日
期限を過ぎますと、ポイントは自動的に失効いたしますので、お早めにお手続きください。
eオリコにログインして交換する
・ポイント交換時には、ご登録メールアドレスへの本人認証(確認コード)が必要です。
『オリコポイント有効期限のお知らせ』という件名で、約5千ポイントが受信の2日後に失効すると焦らせます。「eオリコにログインして交換する」ボタンから偽のログイン画面へ誘導し、IDとパスワードを狙っています。確認コードが必要だと予告しているため、コードまで入力させて本人認証をすり抜けようとしている可能性があります。
『【重要】オリコカード ご利用確認のお願い|不正利用の可能性を検知しました』
確認日:2026年10月15日
| 差出人(表示名) | オリコカード |
|---|---|
| 差出人のアドレス | akrso@jiaiyi.com (株式会社オリエントコーポレーション(オリコカード)とは無関係) |
| 誘導先のリンク(偽サイトとみられる) | https://wpsequipamentos.com/content/dimwcijsze |
| 本物らしく見せるためのリンク(株式会社オリエントコーポレーション(オリコカード)の公式サイト) | https://www.orico.co.jp/ |
| 見た目と実際の行き先が違うリンク | 表示:https://www.orico.co.jp/update → 実際の行き先:https://wpsequipamentos.com/content/dimwcijsze |
| 危険度 | 高 |

不正利用検知システムにより、第三者による不正の可能性を検知したため、下記のお取引を制限させていただきました。
◇利用先:RIM JOB SDN BHD
◇利用金額:31,028円
▼ 回答ページはこちら(所要時間:約30秒)
ご利用に覚えがない場合 カードの停止(無効化)・再発行手続きへ進みます。
『不正利用の可能性を検知しました』という件名で、「RIM JOB SDN BHD」という海外の利用先と約3万円の利用を見せて不安をあおります。リンクの見た目はオリコ公式のアドレスなのに、実際の行き先は無関係なドメインという手口が使われています。「所要時間:約30秒」の回答ページへ誘導し、カードの停止・再発行を口実にカード情報を狙っているようです。
オリコカードを騙る詐欺メールの目的
身に覚えのない利用やポイントの失効を知らせて不安や焦りをあおり、メール内のボタンやリンクから、オリコの公式サイトに見せかけた偽サイトへ誘導するのが狙いです。
偽サイトでは、カード番号・有効期限・セキュリティコードや、eオリコのIDとパスワード、確認コードを入力させようとする可能性があります。
盗まれた情報は、カードの不正利用やアカウントの乗っ取り、ポイントの勝手な交換に使われるおそれがあります。
手口と見分け方
差出人名だけ「オリコカード」
差出人名は「オリコカード」ですが、送信元のメールアドレスはオリコとまったく関係のないドメインです。
表示名は誰でも自由に付けられるので、名前だけで信用しないでください。
公式のアドレスを見せて偽サイトへ誘導!
リンクにはオリコ公式サイトのようなアドレスが表示されていますが、実際の行き先は無関係なドメインのページでした。
メールの最後に本物の公式サイトのアドレスが書かれていることもありますが、本物らしく見せるための飾りと考えて間違いないでしょう。
不正利用やポイント失効で焦らせる
聞き慣れない海外の利用先と金額を書いたり、受信の2日後を失効日にしたりしています。
驚かせて、よく確かめる前にリンクを押させるための仕掛けです。
「約30秒」「確認コード」で入力へ誘う
「所要時間:約30秒」と手軽さを演出したり、確認コードが必要だと先に予告したりしています。
どちらも、偽サイトでの入力に抵抗を感じさせないための工夫です。
宛名なしや文面の食い違い
カードに関する大事な連絡なのに、宛名が氏名ではなく「お客様各位」になっていることがあります。
また、注意事項に書かれた失効のルールと実際の失効日が合わないなど、メールの中で話が食い違っている点も見抜くヒントになります。
このメールが届いたらどうすればいい?
- メールの中のボタンやリンクは開かず、そのまま削除しましょう。
- カードの利用状況やポイント残高・有効期限は、オリコの公式アプリや、ブックマークしておいた公式サイトから直接確認しましょう。
- 不安なときは、カードの裏面などに書かれた公式の窓口に問い合わせましょう。
- 「確認コードが必要」と書かれていても、メールから開いた画面に届いたコードは絶対に入力しないでください。
情報を入力した・お金を払ってしまった場合は?
- カード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード裏面に書かれた公式の窓口へ連絡し、カードの利用停止と再発行を相談しましょう。
- eオリコのIDやパスワードを入力してしまった場合は、公式アプリや公式サイトから直接ログインして、すぐにパスワードを変更しましょう。同じパスワードを使っているほかのサービスも変更してください。
- 確認コードを入力してしまった場合は、アカウントを乗っ取られている可能性があります。早めに公式の窓口へ相談しましょう。
- しばらくはカードの利用明細やポイントの交換履歴をこまめに確認し、身に覚えのないものがあればすぐに公式の窓口へ連絡しましょう。
まとめ
- 差出人名は「オリコカード」でも、送信元のアドレスやリンクの行き先はオリコと無関係です。
- 不正利用の検知やポイントの失効を口実に、焦らせてリンクを押させようとします。
- 偽サイトでカード情報やeオリコのID・パスワード、確認コードを盗むのが狙いです。
オリコカードを騙る詐欺メールは、カードを持っている方なら誰でも受け取る可能性があります。
メールのリンクは開かず、情報も入力せず、利用状況やポイントはオリコの公式アプリや公式サイトで確認するようにしましょう。
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相談・報告先
- 警察相談専用電話「#9110」:詐欺かどうか不安なとき、被害に遭ったかもしれないときに相談できます。
- 都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口:ネットを使った犯罪の相談を受け付けています。
- 消費者ホットライン「188」:最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。
- フィッシング対策協議会:迷惑メールフォルダーに入らずに届いたフィッシングメールは、リンクをクリックせずに info@antiphishing.jp へ転送して報告できます。
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