※この記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
「銀行から本人確認のメールが届いた」「通販サイトから支払いの案内が来た」「ログイン情報を更新しないとアカウントを停止すると書かれている」――このようなメールを受け取ったとき、詐欺なのか本物なのか迷うことがあります。
最近のフィッシングメールは、日本語が自然で、企業のロゴや差出人名まで本物に似せていることがあります。見た目だけで判断するのは危険です。
最も安全な確認方法は、メール内のリンクを使わず、公式アプリや自分で登録したブックマークから企業のサイトを確認することです。 この記事では、無料でできる5つの確認方法と、AIを使って怪しいメールを分析する方法を、当サイトに実際に届いた詐欺メールの判定結果とあわせて解説します。
最初に確認する3つのこと
- メール内のリンク・添付ファイルを開かない
- 記載された電話番号や返信先に連絡しない
- いつも使っている公式アプリやブックマークから事実を確認する
詐欺メールか本物か、まず確認すべきこと
「送信者の名前が正しい」「日本語がおかしくない」「会社のロゴが入っている」といった点だけでは、本物と判断できません。送信元の表示名は偽装でき、企業のデザインも模倣されます。
また、メールに載っているURLの文字列が本物らしく見えても、安全とは限りません。警察庁も、メールやSMSのリンクを安易にクリックせず、公式アプリやブックマークから接続するよう呼びかけています。
確認できるまでは、メールに書かれた手続きは行わないでください。口座停止などの強い表現があっても、まず別の信頼できる経路で確認することが重要です。
詐欺メールか本物かを確認する5つの方法

1. 公式アプリやブックマークから通知の有無を確かめる
最初に行いたいのは、メールとは別の経路での確認です。普段から使っている公式アプリや、自分で保存した公式サイトのブックマークからログインし、同じお知らせが掲載されているか調べましょう。
メールに「至急パスワードを変更してください」と書かれていても、メール本文のボタンから移動する必要はありません。内容が確認できない場合は、公式サイトに掲載された問い合わせ窓口に連絡してください。
2. 差出人のメールアドレスを確認する
表示名が有名企業でも、実際の送信元メールアドレスが無関係なドメインであれば注意が必要です。似た文字や不自然な文字列が混ざっていないかも確認します。
見るべきなのは、アドレスの「@」より後ろの部分です。「@」より前には好きな文字を入れられるため、「tu.mail-uccard.co.jp@7asbhx.info」のように、前半に本物の会社のドメインを入れて安心させる手口があります。この例で本当の送り先を表すのは、「@」の後ろの「7asbhx.info」です。
ただし、正しい企業のアドレスに見えたとしても、それだけで安全とはいえません。 差出人情報は偽装される場合があり、正規アカウント自体が不正利用されるケースもあるからです。
3. メールのリンク先を確認する(クリックはしない)
パソコンでは、マウスカーソルをリンクに重ねると、実際のリンク先が表示される場合があります。表示されている企業名と、リンク先が食い違っていれば警戒しましょう。
ただし、短縮URLや紛らわしいドメイン、途中で別のサイトに転送される仕組みもあるため、リンク先を見ただけで真偽を完全に判別することはできません。確認のために怪しいURLへアクセスすることは避けてください。 スマートフォンでは長押しでプレビューが開くこともあるため、無理に操作しない方が安全です。
4. 不安をあおる要求や不自然な手続きがないか確認する
「本日中に手続きしないと口座を停止」「異常なログインを検知」「未払い料金がある」といった文言は、フィッシングメールでよく使われる手口です。
特に、パスワード・認証コード・クレジットカード番号・銀行口座情報の入力や、送金を急がせる場合は慎重に対応しましょう。ただし、本物のサービスから緊急の通知が届くこともあるため、文面だけで決めつけず公式窓口で確かめます。
5. Gmailなどの警告・迷惑メール対策機能を確認する
Gmailには不審なメールや危険なリンクを検出し、警告する機能があります。警告が表示された場合は、メール内のリンクや添付ファイルを開かずに対応しましょう。
警告が表示されないメールでも安全が保証されるわけではありません。Gmailでは、対象メールのメニューから「フィッシングを報告」することもできます。
詳しい操作方法は、Google公式のフィッシングメール対策ガイドで確認できます。
AIで怪しいメールを判定するSurfsharkメール詐欺チェッカーとは

ここまでの方法は無料で実践できますが、毎日のように届くメールを一通ずつ調べるのが負担になる場合もあるでしょう。そうしたときに、判断を補助する選択肢となるのがSurfsharkの「メール詐欺チェッカー(Email Scam Checker)」です。
Surfsharkのメール詐欺チェッカーは、メールの本文や送信者の情報などをAIで分析し、フィッシング詐欺に使われやすい特徴がないかチェックする機能です。判定の結果に加えて、そう判断した根拠と、差出人の本当のメールアドレスが表示されます。
実際に詐欺メールを判定してみた
当サイトに実際に届いた詐欺メール2通と、通販サイトから届いた正規のメール1通を、メール詐欺チェッカーで判定しました(2026年11月6日に確認)。
手順1:メールを開いて「詐欺かどうかを確認しましょう」を押す
Surfsharkの拡張機能を入れたGoogle ChromeでWeb版Gmail(mail.google.com)を開き、調べたいメールを開きます。件名の下にチェッカーの枠が表示されるので、「詐欺かどうかを確認しましょう」を押します。メールの中のリンクやボタンは押さないでください。

初めて使うときは、データの扱いについての案内が表示されます。案内によると、判定のために差出人のアドレス・件名・本文がSurfsharkに送られ、確認中の約3秒間保存されます。差出人のアドレスは最長30日間保存されます。
手順2:判定結果と根拠を確認する
数秒で判定が表示されます。右側の「∨」を押すと、そう判定した根拠と、実際の送信者のアドレスが表示されます。

「実際の送信者の情報」には、noreply@tiw17.jujiegl.com と表示されました。ヨドバシカメラの公式サイト(yodobashi.com)とは関係のないドメインです。差出人の名前は「ヨドバシカード」でも、本当の送り主は別にいることが分かります。
アドレスに本物の会社名が入っているケース
次は、UCカードを装った詐欺メールの判定結果です。差出人のアドレスは「tu.mail-uccard.co.jp@7asbhx.info」で、本物のUCカードのドメイン(uccard.co.jp)が含まれています。

根拠には「スパム」「リンクのクリックの要求」「マーケティング」が挙がりました。メールの中身によって、示される根拠は変わります。
正規のメールはどう判定される?
比べるために、通販サイトから届いた正規の配送完了メールも判定しました。

使ってみて分かったこと
- 今回の3通では誤判定はなかった:詐欺メールは2通とも「フィッシングの兆候が検出されました」、正規のメールは「重大な兆候はありません」と判定されました。
- 日本語のメールでは精度に限りがある:詐欺メール2通とも、最も危険度の高い判定にはなりませんでした。結果の画面にも「英語以外で書かれたメールの場合、結果が不正確になる場合があります」と表示されます。
- いちばん役立つのは「実際の送信者の情報」:差出人の名前にまどわされず、本当のアドレスを1回の操作で確認できます。スマートフォンのメールアプリでは、差出人の名前しか見えないことも多いため、パソコンで確かめるときの助けになります。
- 自分で転送したメールでは送信者の確認が働かない:転送すると差出人が自分のアドレスに置き換わるため、本当の送り主は表示されません。届いたメールをそのまま判定してください。
判定はあくまで目安です。「兆候なし」と出た場合も、メールのリンクは使わず、公式アプリやブックマークした公式サイトから確認してください。
利用できる環境と注意点
- 対応環境:現時点ではGoogle ChromeのSurfshark拡張機能と、ブラウザで開くGmailに対応しています。
- 必要な契約:Surfshark OneまたはSurfshark One+が必要です。VPNだけのプランでは使えません。
- 日本語のメール:画面は日本語で表示されますが、英語以外で書かれたメールでは結果が不正確になる場合があると、Surfshark自身が案内しています。
- 注意点:AIの判定には誤判定や見逃しの可能性があり、安全性を保証するものではありません。
- 利用できない例:Thunderbird・Outlookなどのメールソフトや、スマートフォンのメールアプリでは使えません。
この機能が必要かどうかは、普段GmailをChromeで利用しているか、無料の確認方法だけでは負担が大きいかによって判断するとよいでしょう。
PR・アフィリエイト広告
差出人の本当のアドレスを、ワンクリックで確認
Surfshark Oneのメール詐欺チェッカーは、Chrome版Gmailで開いたメールを分析し、詐欺の兆候と実際の送信者のアドレスを表示します。
30日間の返金保証あり(初回購入など適用条件あり)
※Surfshark OneまたはOne+の契約が必要です。価格・対象プラン・返金条件は申込画面と公式規約でご確認ください。
Surfshark Oneの料金・返金保証・注意点
メール詐欺チェッカーは、Surfshark OneまたはOne+に含まれる機能です。Surfshark Oneは、VPNに加えて、ウイルス対策やメールアドレスの流出の通知など、複数のセキュリティ機能をまとめたプランです。VPNだけのプランには、メール詐欺チェッカーは含まれません。
月額換算の料金は契約期間やキャンペーンによって変わるため、最新価格は申込ページで確認しましょう。長期プランを選ぶ場合は、最初に請求される総額や更新時の料金も確認することが大切です。
Surfsharkは、公式サイトなどの対象となる方法で初回購入した契約について、原則として購入から30日以内の返金保証を案内しています。ただし、更新後の契約や一部の追加サービスなどは対象外となるため、無条件に全額返金される制度ではありません。
購入前には、Surfshark公式の返金ポリシーも確認してください。
メールのリンクを開いた・情報を入力した場合の対処法

リンクを開いたが、情報は入力していない場合
まずページを閉じ、表示されたダウンロードや通知の許可に応じないでください。ブラウザとOSを最新の状態に保ち、不審なファイルを保存・実行した場合はセキュリティソフトで確認しましょう。リンクを開いた事実だけで直ちに被害が発生したと断定する必要はありませんが、異常がないか注意してください。
ID・パスワード・認証コードを入力した場合
メールのリンクからではなく、正規のアプリや公式サイトからすぐにパスワードを変更し、使い回しているサービスのパスワードも見直しましょう。二段階認証の設定、ログイン中の端末、利用履歴なども確認してください。アカウントに入れない場合は、公式サポートへ速やかに連絡します。
カード情報の入力や送金をしてしまった場合
クレジットカード会社・金融機関の正規窓口へすぐに連絡し、利用停止や取引確認など必要な対応を相談してください。被害が疑われる場合は警察にも相談しましょう。詐欺被害の相談には警察相談専用電話「#9110」、消費生活に関する相談には消費者ホットライン「188」も利用できます。
被害がなくても、詐欺メールは報告を
届いた詐欺メールは、フィッシング対策協議会の報告窓口に報告できます。Gmailでは「フィッシングを報告」からも報告できます。
詐欺メールに関するよくある質問
日本語が自然なメールなら本物ですか?
いいえ。自然な日本語や公式のロゴを使う詐欺メールもあります。内容だけで判断せず、公式アプリや公式サイトから事実を確認してください。
AIで安全と判定されたメールは開いても問題ありませんか?
いいえ。AIによる検出は判断を補助するもので、すべての詐欺メールを発見できるわけではありません。不明なリンクや添付ファイルは安易に開かないでください。
日本語のメールでもメール詐欺チェッカーは使えますか?
使えます。画面も日本語で表示されます。ただし、英語以外のメールでは結果が不正確になる場合があると案内されています。当サイトで試した日本語の詐欺メール2通は、どちらも「フィッシングの兆候が検出されました」と判定され、最も危険度の高い判定にはなりませんでした。
スマートフォンやOutlook、Thunderbirdでもメール詐欺チェッカーを使えますか?
Surfshark公式の案内では、メール詐欺チェッカーはChrome拡張機能を使ったWeb版Gmail向けです。スマートフォンのメールアプリやOutlook、Thunderbirdで同じように利用できるとは案内されていません。
メールを開いただけでも危険ですか?
メールを開いただけなのか、URLをクリックしたのか、添付ファイルを実行したのか、情報を入力したのかによって必要な対応は異なります。特に情報の入力や不審なファイルの実行があった場合は早急に対応してください。
まとめ|判断できないメールは公式窓口で確認を
詐欺メールか本物か分からないときは、送信元の名前や文章だけで結論を出さず、メール内のリンクを使わずに公式サイト・公式アプリで確認することが基本です。Gmailの警告やAIによるメール詐欺チェッカーも判断の助けになりますが、いずれも万能ではありません。
実際の手口を知っておきたい方は、ネット詐欺SOSの詐欺メール速報一覧や、Interactive Brokersを騙るフィッシングメールの事例も参考にしてください。
参考情報
- 警察庁:フィッシング対策
- Google:フィッシング メールを報告する、回避する
- フィッシング対策協議会:利用者向け対策ガイドライン2026年度版
- フィッシング対策協議会:フィッシングの報告
- Surfshark:Email scam checkerの使い方と対応環境
製品の仕様・返金条件は2026年11月6日時点の公開情報に基づきます。メール詐欺チェッカーの動作は、同日に当サイトで確認したものです。変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。